不倫の恋を成就させると上手く行かなくなる本当の理由

夫婦に浮気の問題が起きる時期というのは、どの家庭でも克明に類似しています。
以下、思いつく限りの時期を列挙してみましょう。

● 結婚して数年後の子供が生まれる時期
● 家を新築したとき（あるいは、マンションなどを購入した時期）
● 転職して、前よりも収入が上がったとき
● 独立開業して数年後に、会社が軌道に乗り始めたとき
● 転勤・転属などして数ヵ月後
● 昇格して部下をもつようになって数ヶ月
● 妻が働き始めたとき

以上のような時期が代表的に浮気の問題の起きるときです。どうして、決まりきった法則のようにこの時期に男性は浮気をしてしまうのか？と言うと、それは男性自身の小さな頃の体験にものすごく影響を受けています。

現在の３０台～４０代でもっとも働き盛りといわれる年代に位置する男性は、小さい頃から競争にさらされて生きてきた年代といえるでしょう。
ですから、小さなころから「頑張る」ことを無意識に両親から期待されてきた年代です。

テストでいい点数をとること、いい学校にいくこと、いい会社に入ること、上昇することだけで自分を評価してきた結果、常に頑張っていることに安心をします。
このような心理状態を言い表すとしますと、上昇しても上昇してもとどまることを知らない自己への無価値感にやられている状態です。

このような、常に頑張っていなければならないと言う無意識の中の自分へ対する無価値感にやられている男性の両親には、どうやら２つのパターンが存在しているようです。
１つめは、とても厳格なお父さんや、口うるさいお母さんのいた家庭です。このような家庭では、常に頑張っていることで結果を出さないと褒めてもらえません。

子供がほめてもらいたいと思うのは、自分の存在そのものを認めて欲しいという欲求からであって、たとえ、出来がよかろうが、悪かろうが愛して欲しいという欲求ですが、頑張ったときしか褒めてもらえないのだと間違って記憶をすると、ずっと長い時間自分の中で無価値感を育てる結果になります。

また、お母さんもお父さんも両方働いていて、触れ合う時間が少ないような家庭や、放任主義で育つと何でも自分でこなすことで両親からほめてもらえます。このような、場合、自分に対する責任感はとてつもなく強くなりますが、自分と関わりのある人間にも同じことを求めてしまうので、結局は俺も頑張っているんだからお前も頑張れという理屈が出来あがってしまいます。

このような場合は、いずれの場合でも、心の底では幸せになることを拒否しています。
幸せになれば、誰にも認めてもらえなくなると言う無意識に抱いた恐怖感があるからです。

現実には、とても幸せなことが自分の人生に起きていても上手く受け入れることが出来ないので、新たな「頑張る対象」が必要なのです。
そのような時期に不思議に「異性」というのは目の前に現れるものです。もしくは、今までは、気がつかなかったのに突然気がついてしまうものなのです。

私の約１０年に渡る経験でも、年収三千万円の女性社長と不倫したなどという話は聞いたことがありません。
自分が何か（お金であるとか、知恵であるとか、知識である）を与えることの出来る存在と必ず不倫の関係を起こします。

根本的には、新たな頑張りどころでしかないので、自分が家庭を捨てることになるかもしれないというスリルが、その女性との恋をさらに濃密な時間に変えます。

詰まるところ、『誰かを愛していると思っている自分の状態』が好きなのであって、その人のことを本当に「好きなのではない」ことが多いのです。
ところが、本当に離婚をして目標を達成してしまうと、男性には新たな「頑張りどころ」」が必要になってくるので、結局は新しい家庭でもうまく行かないのです。

つまるところ・・・まるでサーファーが波乗りをするように、異性を求めてさまよい続けるのです。


このような小さな頃が自分自身を大人になってから苦しめるという知識は、ほとんどの方がもっていません。あるいは、そんな事が自分に起きるはずは無いと信じている人も多いことでしょう。
私は、このような症状になってしまう人を「過去から復讐されている」と言っています。

もしも、あなた自身が男性でこのレポートをお読みなら、ぜひ自分の過去を「癒す」手段を学んで欲しいと思います。

また、あなたが女性で、夫の不倫に悩んでいるとしたら、それは、あなたが原因で起きた問題ではなく、夫の小さな頃の体験が大人になった夫を過去の時間から操作しているのだということを知って欲しいと思いす。そして、いきなり離婚を考えるのではなく、どうにかして、夫の過去の復讐を止める術は無いものか？考えてみてはいかがでしょうか？

復縁を望んでおられる方へ

浮気をされた側の方は、非常に傷ついている余り感情的に相手を責めてしまうという事がよくあります。
感情的・・・と書きましたが、多くの場合は感情的という言葉とは裏腹に正論を畳みかけると言うことが多いのではないでしょうか？

真に残念ながら、こういう場合「正論ほど役に立たない」ものはありません。

例えば「父親の責任はどうなるの？」とか「不倫っていけないことじゃないっ？」というように正しい事を述べても、相手にとってみれば剣のようにつきささる文句でしかありません。

長年、このようなご夫婦を見て参りましたが、実はある話し方をマスターすることでかなりの確率で復縁の成果を上げられるという事が分かっています。

ただし、簡単に誰でも出来るという事ではありませんので、相応の我慢なども必用です。
それでも、復縁にチャレンジしたいという方は是非右のメニューのところからご相談メールをお送りください。